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爪の灯

括目せよ!30代独身男のリアル!!女子よ、現実を知れ!!!

「ワイシャツの下に肌着を着るか否か」論争に終止符を。シームレスインナーで超格好良く、しかも快適スーツ生活!ユニクロのAirlsmを活用しよう!天然繊維(綿100%)信仰も時と場合によってはかっこ悪い!化学繊維も活用次第だという話。

元スーツ販売員のヒトリゴト スーツ関連アレコレ ファッション 物持ち良いマン 節約 美的おっさん

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 時代の流れ、技術の進歩によって「ワイシャツの下に肌着を着るか否か」という問題に終止符が打たれたと感じました。

 

 関連→デキる男のステテコ運用!夏のスーツでステテコはかないとか、意味わかんないレベル!むしろ穿かないのカッコワルイ!!!というか、一度はいたら1年中はいちゃうよ? - 爪の灯

 

 そもそも、この問題は以下の要素によって成り立ちます。

 A.本場では「シャツは肌着なので、その下にさらに肌着を着用するのはおかしい」

 B.シャツが透けて見えるのが格好悪い

 そして、技術革新によってこれらの問題点が完全解消したのです。

 

 まず、何故シャツの下に肌着を着るのか?という話ですが、単純にシャツ1枚だと不快だからです。高温多湿の日本国。しかも年々暑さは凶悪になる有様。熱くなれば自然と発汗します。で、発汗により発生した汗はどうなるのか?当然、シャツが吸収します。で、この「シャツが汗を吸収する」事で様々なトラブルが発生します。

 

 1.シャツからジャケットへの汗の転移

 2.シャツの透け、シャツの張り付きなどの不快感

 3.異臭の原因、スーツ関連アイテムの痛み促進・・・・・・

 

 などなど。異臭は二次災害的なものですが、日本の風土でスーツスタイル通そうと思ったら、単純にシャツ1枚だと力不足なのです。汗を吸ったシャツのキャパシティがオーバーすると、本来シャツに守られるはずのジャケットが被害を受けはじめ、汗→雑菌繁殖による悪臭被害。目も当てられません。そこで肌着の力を借りるのです。

 

 肌着の役割は「シャツと素肌間の防壁」です。シャツと違い、基本的に露出させることがありませんから、見た目ガン無視して持てるすべてのリソースを発汗への対策や、快適さの追求につぎ込めるわけです。シャツと異なり、抗菌防臭機能を付与することも問題ありませんし、織りを工夫し、吸湿発散性を最大限に高めることも可能です。また、それでも対応しきれない発汗に見舞われたとしても、物理的に「もう1枚」着ているため、醜い透けに対応できるのです!また、ある意味肌に張り付くことが前提となっている肌着と、そうでないシャツ、肌に張り付いてきたときにどちらのほうがマシか?という話もあります。

 

 透けに対応できるんだ!・・・・・・対応できるのですが、この「透け」が逆に肌着の足を引っ張ります。いや、引っ張っていたのです。肌着の何が透けるのか?それは首回りや袖周りの縫い目、折り返して補強したりしている部分が透けていたのです。しかし、「シームレス加工」がこの弱点を解消しました。何せ、透ける原因がなくなってしまったのですから!

 

 こうなってくると、最早シャツの下に肌着を着ない意味が分からないレベルです。

 

 だいぶ前に書いたステテコの話と同じです。格好良さには色々な種類があります。どんなに高級な良いシャツを着ていても、汗でびったりしていたら格好悪く、不潔に見えます。逆に、超暑いのにしれっと涼やかな感じでいられることが格好良さなのです!清潔感なのです!!本場ではシャツの下に肌着は着ない。それはそうだと思います。そういう風土からなる文化なのですから。逆に、日本ではシャツの下に肌着を着るのです。なぜなら、そういう風土で、それに対しての対策なのですから。

 

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 シームレスの肌着自体は以前からありましたが、ユニクロがコレを売り出したことは非常に大きなことだと思います。かつて「大衆服」という、名誉不名誉どっちとも取れるレベルの商いをしていたユニクロがコレを売り出すということは、このシームレスの技術が一般化したという証拠でしょう。1着1500円という高単価商品でありますが、廉価商品が棚に並ぶのも時間の問題でしょう。となると、「肌着が透けて見えることが恥ずかしい、醜い」という問題は、肌着の選び方の問題へと変わります。スーツスタイルのシャツの下に着る肌着の選び方の問題です。もともとそうでしたが、これがより一般よりになるという事ですね。今まではこういう肌着を買おうと思ったらそれなりの予算と、購入場所が必要でしたが、今はもう近所のユニクロで買えるわけですから。

 

 ステテコもそうですが、感覚として「補正下着」に近いのかなと思います。表面に露出することはないけれども、確実に格を上げてくれる。縁の下の力持ちなのです。

 

 で、選べるようになると気になるのが「素材」なのですが、これはもう好みだと思います。自分も昔は天然繊維信者で、綿100%以外の肌着は認めない!と思っていたのですが、最近は化学繊維も使い方次第なぁと思うようになりました。化学繊維でしかできないこともありますし、きちんとメリット&デメリットを認識して活用する分には特に問題ないと。大体、海島綿なんかは別として、今時「高い綿の代わりにポリエステル使う」なんて一部の単価優先のアイテム以外無くなってきていると思うのですよ。特にこういう高単価の商品で化学繊維が使われているのは理由があるわけで、あとはそれに共感できるか否か、合うか合わないかという、好き嫌いレベルのお話だと思うんですよね。使い分けと言いますか。化学繊維の良さを楽しむ余裕があると楽しいと思います。

 

 これは地味に日本のスーツスタイルが底上げされたポイントだと思うんですよね。繰り返しになりますが、ユニクロがこの手のアイテムを売り出したのが大きい。個人的には青山とかが大々的に仕掛けてほしかったなぁと思いますが、自国の環境に適合し、快適さを追求しつつもファッション性を損ねない、超優良アイテムだと思いました。

 

 ※識者の方へ。タイトルの「ワイシャツ」表記は理解したうえで使用しています。

 

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 ↓もちろん、天然繊維もりもりの選択肢もある。定価だと値段もさほど変わらない。